都市のセキュリティーと快適なコミュニケーション環境の構築
Nシステム(車番認識)/駐車場出入システム
車番認識システムとはカメラを用いて、自動車のナンバープレートを読み取り、
自動的にテキスト化するシステムです。
車番認識システムの利用例
Nシステム
日本の幹線道路に警察が設置してる
自動車のナンバープレートを自動で読み取る装置の通称です。
手配車輌の追跡に用いられ、
犯罪捜査の重大な手がかりとなることもあります。
交通流動調査
道路計画、整備、改良において指標を用いた評価システムの導入、
事前評価の徹底、住民との合意形成などが必要不可欠です。
交通流シミュレーションによる評価がおこなわれております。
ガソリンスタンド増販システム
来店する数千台の車両情報をすべて登録・記録し、
新規客が来店・車検やオイル交換などの指示をオンタイムで
スタッフに指示がいくシステムを構築しております。
駐車場管理システム
ここ数年、民間利用が開始され全国の駐車場で導入されてきています。
駐車場では登録車両、非登録車両の検出・入退場情報の管理
滞在時間の管理・利用頻度情報の管理等、中でも出庫自動化に大きな効果をあげています。
車番認識システムの現状と今後
精度を上げる事に重点がおかれ、導入費用はあまり考慮されず、決まった市場で決まった企業が価格競争する事なくシステムを提供していました。
今後はより手ごろな価格で民間企業で利用するためのシステム開発へと方向転換が必要であると考えています。
現在民間活用で一番有望な大手駐車場等に導入されているシステムは、高価格で急激な普及は見込まれておりません。
またそれに代わる安価なシステムでは認識精度が悪く実際には活用されてないのが実情です。
※車番認識システム海外事例イギリスの首都ロンドンは自動車の集中により、地域的な大気汚染、
駐車場スペースの不足といった問題が深刻化していました。
こうした状況を踏まえ、ロンドンでは、2002年2月に混雑税の導入を正式に決定しました。
混雑税の支払いは、市内数百ヵ所に設置されている固定式・移動式のカメラで監視してます。
エリア内に流入する車両のナンバーをカメラで読みとり、税の支払いに際して登録される車両ナンバーと照合して、支払い状況を確認してます。
今後の車番認識システムの活用方法
| 駐車場 | アミューズメント施設への車両管理、及びサービス |
|---|---|
| 店舗駐車場の利用による会員ポイントサービス（会員特典） | |
| 入出庫時の混雑緩和でスムーズな駐車場運営 | |
| カードやリモコンによる、入出庫での管理の煩わしさの解消（カードレス・リモコンレス） | |
| パチンコ店の顧客管理や不正利用対策 | |
| 迷惑、不正駐車の防止（セキュリティーの強化） | |
| 駐車位置検索システム | |
| 月極・一時預かりの判別によるゲートの自動開閉 | |
| 駐車時間、駐車場所毎の料金可変設定 | |
| 利用者の地域別データの収集 | |
| 工事現場 | 工事関係車両の誘導 |
| 資材搬入や作業者の車両の区別駐車 | |
| 工事関係車両の入出庫管理 | |
| 守衛業務の効率化 | |
| イベント | 来場車両・地域別データの収集 |
| 時間帯別入出庫状況 | |
| 仮設時間帯の料金システム | |
| イベント滞在時間の把握 | |
| 関係車両の入出庫管理 | |
| その他 | マンション・高級住宅街への付加価値（高級感を演出） |
| ホテル・銀行・デパート・高級小売店など、一般・業務車両の分離やVIP・お得意様への付加サービス | |
| 視覚でのデータ収集不備を解消、それによる信頼性の向上 | |
| SA・PAその他無料駐車場等での不正駐車への取締や満空情報の提供 | |
| 用途・車種別の分類を自動的に識別したデータ収集 | |
| 企業の研究施設・工場への車両入出庫管理 | |
| 物流センター、運送会社での車両管理 | |
| 身障者専用駐車エリア管理及びサービス | |
| 各種学校への安全提案 | |
| ゴミ処理場への登録車両以外の不正を管理 | |
| 流動調査による出店計画等のビジネスサポート |
マンション向け
マンション駐車場へのゲートオープンには、キーリモコンが主流でしたが、
”キーレスオープンゲートシステム”を使用することで、ストレスの無い スムーズな入出庫が可能になります。
”N基準”を取り入れた、近未来のハイグレードマンションを実現致します。
ホテル向け
”車番認識システム”を使用することで、リゾート地へ来場されるリピート及びVIPの御客様のご来場を一早くスタッフが把握し、
よりランクの高い接客サービスが可能になります。
弊社車番認識システムについて
車番認識にはまず、画像を認識するカメラ（ハード）と画像を処理するエンジン（ソフト）が必要になります。
その弊社が取り扱うエンジンは大手メーカーへ提供・公共機関で採用されておりました。
交通流動調査では24時間高速道路での計測を行い、180kmを超えるようなスピードで走るなどの劣悪な環境での自動車ナンバープレートを認識の実績があります。
その実績のあるエンジン（ソフト）を安価なWEBカメラに移築したものが新しい車番認識システムです。
他社比較-車番認識エンジンメーカー
現在日本の車番認識エンジンは下記になります。
中でも弊社の取り扱いエンジンは日本トップクラスの認識精度を誇り、
そのエンジンは各大手装置メーカーにOEMとして採用されております。
下表のA群は公共団体または大手駐車場へ高価格で導入されております。
B群はガソリンスタンド等に導入されており、
弊社システムと同等価格帯ではあるが認識率が低いという問題を抱えております。
| 認識エンジンメーカー | 認識精度 | 用途 | 車番認識装置メーカー | ||
|---|---|---|---|---|---|
| 駐車場 | 公共 | ||||
| A群 | 非公開 | 9.5 | ○ | 11社 | |
| 非公開 | 6 | ○ | |||
| 非公開 | 8 | ○ | ○ | ||
| 非公開 | 7.5 | ○ | ○ | ||
| セプテンバー | ○ | ○ | |||
| B群 | 非公開 | 6 | ○ | 2社 | |
| 非公開 | 5 | ○ | 1社 | ||
| 非公開 | 4.5 | ○ | 1社 | ||
当社車番認識価格と品質のマトリクス
| 製品 | 価格 | 品質 |
|---|---|---|
| 当社 | ◎ | ◎ |
| A群 | × | ◎ |
| B群 | ○ | × |
※A群：認識率の高い製品群
B群：認識率の低い製品群
他社製品と弊社製品を比べると、品質、価格の両方において優れております。
他社製品は公共向けの高額で認識率が弊社と同等のものか、弊社と同価格で認識率がかなり低いものとに分かれます。
導入イメージ
■入庫・出庫時にナンバープレート情報と滞在時間を取得します。
■停車場所のナンバープレート情報を取得し、停車場所の特定、満空情報を取得します。
導入メリット
車番データを取得し整理・分析する事で新しい指標・数的根拠に基づいた
マーケティング戦略の立案→実施→検証のPDCAサイクルをまわす事ができます。
当システムの民間利用は始まったばかりのため、
導入する事で競合他社が持っていないデータを取得し差別化戦略をとる事が可能になります。
その逆で競合他社が同システムを既に導入している場合は脅威になると思われます。
顧客データの活用
取得した車番データを様々な切り口から整理・分析する事により活用します。
セキュリティの向上
取得した車番データを別データと連動する事により業務の効率化、サービスの向上につなげます。
複数店舗遠隔一括管理での活用
複数店舗への車両の出入り状況を1カ所にて集中管理する事が可能です。
